高萩徳宗がお届けするメールレター。
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今、東京は新しい地域開発が盛んです。
新しい商業地域、新しいお店がたくさんできています。
商業地域の目玉は、レストランになります。
新しいレストランは、予約が取れません。
ところが、翌月、新しい商業地域がオープンすると、ウソのように、急に、ガラガラになります。
今まであったレストランから、お客様が移動しているのです。
これはいいことです。
新しい商業地域、レストランができても、残ったお客様が、あなたのお店の本当のお客様です。
完全にお客様がいなくなったら、そのお店には本当のお客様はいなかったのです。
オープン早々に集まるお客様が、本当のお客様になってくれることもあります。
でも、大半は観光客です。
東京では、次の月には新しい商業施設が生まれています。
本当のお客様と観光客の区別が、比較的早くついてしまうのです。
今、にぎわっているから、お客様がたくさんいると勘違いしてはいけません。
本当のお客様は、2通りです。
1.2回目以降も来てくださるお客様
2.近所のお客様
オープン早々で混んでいる間に、どれだけそのお店が長続きするかを見きわめるポイントがあります。
それは、近所のお客様がどれだけいるかです。
どんなにお店が混んでいても、すべてが観光客で占められているお店は、あっという間につぶれます。
いつも満席で、予約がとれないから、そのお店が流行っているという解釈は間違いです。
小さいお店で満席にならなくても、近所のお客様が来ているところは、長続きします。
赤字にならない程度に利益があって、近所の人が来続けているお店は、ちゃんと力があって、いいサービスをしています。
あなたが観光客になって、海外に行った時に、どこのレストランがいいかと見きわめるには、近所のお客様が来ているお店に行くことです。
観光客に評判のいいお店と、近所の人に評判のいいお店は、重なりません。
また、観光客にも、近所のお客様にも、両方に評判のいいお店もありません。
サービスには、2通りがあります。
1.観光客向けサービス
2.近所のお客様向けサービス
難しいのは、「2」です。
でも、難しいほうが、長続きするのです。
明日のために「観光客向け」よりも「近所向け」サービスをしましょう。