改めて確認するほどのことではないが、お客の心理を上げてみる。あなたがサービスを買う立場ならきっと「その通り」と感じるはずだ。
□顔を覚えていて欲しい
何度か足を運んでいる店で毎回イチゲンさんと同じ接遇では寂しい。
先日、何ヶ月か振りに足を運んだ中華料理店で中国人店長に「オヒサシブリです」と言われた。よくぞ覚えていてくれたと妙に嬉しかった。それから度々食事に出かけている。
□すべては自分の為に
誰もがサービスを受けている時は自分が王様であり女王様だ。
自分の為に専属のサービスマンが付く、自分の席はいつも同じ場所で確保されている、などコストはかからないが、なかなかできないサービスを人は求めている。
□特別な、あなただけの話が好き
誰もが「ここだけの話」は大好きである。常連だからこそ教えてもらえる、今日はこんなサービスが特別に提供出来る、と囁かれる“特別な感じ”に人は心を揺さぶられる。今日来て良かったと確信し、連れてきた人は鼻が高い。
□お客は寂しがりや
お客は寂しがりやだ。
季節ごとに届くダイレクトメールが来なかったり、近所のセールのちらしが入っていなかったりするだけでも相当不安になる。それに誰でも経験することだが、ファミリーレストランや居酒屋で大して忙しくもなさそうなのに、なかなか注文を取りに来て貰えないと「忘れられているのでは?」と怒りより先に不安が来るものである。お客を寂しがらせてはいけない。
□ささやかでも、得した気分が好き
ラーメン屋で100円引き券をもらうより、トッピング無料券が貰えたほうが得した気分にならないだろうか。値引きは、実はそのこと自体はお客の心にあまり響いていない。
しかし、トッピング無料券だとどうだろう。もう一度来てその権利を行使した時のイメージを想像すると、何だかすでに得した気分になる。人は値引かれるより付加価値を提示された時の方が、より得をした気分になる。
海外の免税店で15%引きの表示より3本買えばもう1本、の表示が多いのはこの心理をくすぐっているのだ。 |